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2018.10.3

校長室より 第96号

季節の移り変わりにあわせて校長室の整理整頓をした。

古い書類を廃棄し、不要な掲示物は外すと気分一新。ところが、どうしても捨てられないものがある。それは手直しされた原稿や文書、資格試験の受験票、遺失物届けの控え用紙など。他人にとっては何の意味も価値もないものである。

捨てられないものとは、過去に自分が失敗したり間違ったりして、恥をかいたり困ったりしたことに関係したもの。今後、同じようなミスや過ちをしないようにとの一種の自分への注意、警告である。

徳川家康には「しかみ像」という肖像画がある。これは家康が三方ヶ原の戦いで武田信玄に大敗し命からがら逃げ帰った後、絵師に顔をしかめて描かせたものと言われている。家康はこの自画像を敗戦の戒めとしたようである。恐怖と不安が入り交じった家康の表情は実に強烈である。

多くの人は、楽しかったことや成功したことに関連したものを思い出や記念としてそばに置いている。さて、皆さんはどうですか。自分への注意、戒めとなるものがありますか?そしてそれを大切にしていますか?


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