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2017.6.23

校長室より 第89号

ことばで要約する力、まとめる力は大切です。

例えば、講演を聞いたらその内容を、絵画を鑑賞したらその感動を、小説を読んだらそのあらすじを簡潔にまとめることです。このスキルは国語などの要約問題にとどまらず、将来仕事を行う上でも必須となってきます。時間に追われる現代社会では、要点を押さえた報告や要領よくまとまっている提案は必要不可欠です。

では、どのようにしたら要約する力が養われるかです。生まれつきそのような才能を持っている人はいますが、大概の人は練習やトレーニングを通して身につけていきます。日頃から、読書を心がけて語彙や表現を豊かにするとか、物事を大まかに捉えて理解するようにするとか、授業は重要な点を押さえながら受けるとか、文章を書く際には5W1Hを落とさないよう留意するとかです。

また、要約した文は人に読まれることが前提であり、読み手を意識して文を作成しなければなりません。そして、何度も読み直し推敲を重ねて磨きをかけることも必要になります。コンパクトにまとまっていて、一読すると意味がすっと頭の中に入ってくるようであれば申し分ないでしょう。

大抵の場合、頭の中で考えが整理されていると、要点を捉えた文を書くことができます。しかしそうでない時は、冗長で焦点がボケた文になりがちです。考える力と、要約する力やまとめる力とは密接な関係にあります。思考力アップは要約力アップです。その逆も真です。

自己をもっと高める視点からも、ことばで要約する力、まとめる力を伸ばしてほしいと思います。


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